ryoma tokyo

創設者の想い

『心にスーツを着せる』



バスケ馬鹿だったアメリカの大学時代、他の留学生が敬遠する中、僕はプレゼンテーションのクラスを取っていた。

クラスには35人の生徒がいて、留学生は僕だけ。
他は全員アメリカ人だった。

3年間もアメリカにいても、英語でネイティヴのアメリカ人とはどうしてもハンディキャップがあると分かっていた僕は、先生が言うことを全て素直に受け入れて、全て実践しようと思っていた。

プレゼンの練習も沢山した。


先生のアドバイスに、外見の話があった。

「スーツを着て、ネクタイは赤色が好ましいですよ。髪の毛も清潔感を持って、靴も綺麗に磨きましょう。」

スーツを着たことがなかった僕は、その日の為に父親からプレゼントしてもらった黒の光沢のあるスーツを用意しておいた。

ネクタイはワインレッド。
靴もワインレッドだ。


用意ができたので、、、

「よしっ!後は練習するだけだ!」と思い、友達に聞いてもらっていた。


そして、プレゼン当日。

パーフェクトな朝を迎え、髪の毛をジェルでセットし、僕は生まれて初めてスーツに着替えた。

シャツを着て、パンツを履き、ネクタイを締め、ジャケットを羽織る。

鏡に映った自分を見て、驚いた。


その鏡の中には、スーツを着て見栄えする自分がいた。

一気にセルフイメージが上がった。
モチベーションが溢れてきた。
なんでも出来るような気がしてきた。

スーツを着ただけなのに、変な話だ。


学校に行く途中も、まるで世界の中心は自分。

心に余裕を持てる自分がいた。
もちろん自信満々。

クラスメイトからも「おしゃれだね。すごくカッコ良いよ」と褒めてもらえた。

いよいよセルフイメージは高まり、自信満々にプレゼンを披露した。

緊張はしたが、不思議と心は平穏で、プレゼン自体を楽しめた。


結果、、、

僕は35名中、1位の成績で終わった。


後から振り返ってみて、僕とスーツとの歴史はあのプレゼンテーションからだったと思う。

着ただけで起こった自分の変化。
そして、それに対しての周りの変化。


日々、お客様と接して行く中で、スーツを羽織った瞬間、まるであの頃の自分を見ているかのような感覚になる。

『心にスーツを着せる』
そんな魔法のスーツ、作ります。
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